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佐子 武 SAKO Takeshi

都立墨田川高等学校
大学16回生(68.3卒)
68.4 (株)講談社出版研究所に百科事典編集要員(編集者)として入社(71年 講談社版『現代世界百科大事典』完成)。
73.6(株)ミサワホーム総合研究所(出版制作室)に入社。以後PR誌の編集(84年まで)。
82~ ミサワホーム総合研究所発行の一般書店売り書籍「住まいの文化誌シリーズ」全17巻の編集長。編集業の傍ら、ワークとして『形論のはじまり』を初めとするエッセイ集(私家版5冊、市販書籍3冊)を刊行。また風景写真撮影を趣味にし、作品を『旅人と呼ばれん』を初めとする5冊の私家版写真集と1冊の市販写真集にまとめる。
03 ミサワホーム総合研究所を退社し、編集事務所「竹枝庵(ちくしあん)」(TEL&FAX 03‐3814‐8284)を開所。現在、書籍の編集と著述にあたる。

・編集書籍 「住まいの文化誌」シリーズ(全17巻)
ミサワホーム総合研究所刊 1983~2000

「住まい」に多角的な光を当て、日本の住まいの行方を探ろうとした書籍シリーズ。執筆陣は学者、評論家、随筆家、小説家など各界で活躍する文化人各巻平均60名。ビジュアル化を目指し、見るだけで楽しい本になるよう心掛ける。読者対象を、住まいを建てる人、設計する人、販売する人に設定。
■ 日本図書館協会選定図書
■ 平成4年 建設大臣表彰

第1巻『日本人』
(内容)日本人の風土、日本人の美意識、日本人の伝統、素材と日本人、日本人のライフスタイル、変化する日本人
第2巻『天災人災』
(内容)災害の文化論、現代社会と災害、災害の科学、歴史から学ぶ、災害に強い住まい
第3巻『健康人間学』
(内容)自然と人間、現代を生きる、見る聞く触れる、労働休息眠り、住まいにかかわる病、健康法案内
第4巻『閑暇活人』
(内容)余暇と文明、茶の文化と華の文化、日本人の伝統的な余暇のすごし方、日本における余暇の変遷、余暇と生活空間、今日の余暇
第5巻『四季遊人』――四季と日本人と住まい
第6巻『人世祭事』――民俗と祭りと住まい
第7巻『室礼先人今人』
――日本の座敷の伝統的な使用法と装飾法
第8巻『道具人間家屋』――道具と生活と住まい
第9巻『家人三代』――三世代家族と住まい
第10巻『人間成長期』――子供と子育てと住まい
第11巻『邸宅佳人』――世界と日本の邸宅
第12巻『山海人居』――古今東西の別荘
第13巻『趣味人間』――趣味、仕事、そして併用住宅
第14巻『築蔵人間史』――蔵と収蔵と日本人
第15巻『広邸好人』――住まいの広さ狭さ
第16巻『創園』――庭と住まいと人間
第17巻『地球環境』――環境と住まいと人間

A4変型判、平均300ページ、発行部数/23万部(シリーズ合計)。

 

 


・著作(エッセイと評論)

1975『形(かたち)論のはじまり』私家版
――人生論および造形論
1989『生存についての基礎的考察』私家版
――宗教的エッセイ
2002『日本風景抄』私家版
――日本各地の紀行
2002『無心と宇宙』私家版
――宗教論集
2003『美の再建』私家版
――美論と文明論
2005『四畳半再生記』智書房刊
――取り壊されることになった生家(明治時代創建)の一部(客間だった四畳半と古風な風呂場)を 「離れ」として再生させた記録
2006『おじさんからの手紙
――輝く未来の君たちへ』智書房刊
――宗教的エッセイ
2008『おじさんの骨董論』智書房刊
――骨董をテーマにした用具論、デザイン論

 

・著作(風景写真集)

1983『旅人と呼ばれん』私家版
――モノクロ、B4変型判、140ページ
1986『風光頌』私家版
――カラー、A4変型判、64ページ
1990『遊歩録』私家版
――カラー、A4変型判、64ページ
1995『遊歩録 其の二』私家版
――カラー、A4変型判、64ページ
2000『路傍の光景』私家版
――カラー、A4変型判、72ページ
2004『身辺の風光』智書房刊
――カラー、初の市販写真集、A4変型判、88ページ

 

 

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